インテリアコーディネーターの試験について

インテリアコーディネーターの試験について

インテリアコーディネーターの資格をとるための試験は、比較的難しいといわれています。何度もトライしている人も多いです。日程は、願書を8月に提出し、10月に一次試験、12月に二次試験、2月に合格発表となっています。合格率は、平成18年度の場合で、21.9%です。

試験内容は、インテリアコーディネーターとして必要な知識や技能を身につけているか、判定するためのもので、一次試験、二次試験からなっています。

一次試験は、択一式の問題で、二次試験は論文とプレゼンテーションの試験になります。二次試験のプレゼンテーションは、図面の作成を含む、インテリアの計画に関する基本コンセプト、プランニング、プレゼンテーションなど、総合的な実務能力が試されます。

一次試験に合格し、二次試験で不合格になった場合は、翌年度からの3年間は、一次試験を免除される制度になっています。また、一次試験の2科目のうち、合格した科目のみ翌年度から3年間は、試験が免除されます。

合格者の特徴としては、年齢は、20代後半から30代前半が全体の50%以上をしめています。男女比では、女性が約8割ほどを占めています。

やはり、まだまだ女性に人気のある資格ということになりますが、男性の場合は、40歳以上の人が20%ほどをしめていることから、女性よりも幅広い年代の人が受験していることがわかります。地区別では、関東甲信越地区が全体の半数近くを占め、次いで関西地区となっています。